症状・治療について
うつ病
- 気分がさえない。元気が出ない。気がつけば溜息ばかりついている。
- 何となくやる気が出ない。やる気はあってもやる気が続かず、焦ってしまう。
- 学校や職場に行こうとしても、行く気になれない・行きたくない。
- 集中できない。新聞や本を読んでも頭に入らない。
- 家事が思うようにはかどらない。料理の献立が浮かばない。
- 今まで楽しめていたことが楽しめない。
- 頭痛、肩こり、下痢や便秘、食欲不振、のどや胸のつかえなど体調がさえず、内科受診したが問題がない。
- 生理前になるとイライラしたり怒りっぽくなったりして、不安定になる。
- 更年期障害で治療を受けているが、なかなかよくならない。
- 目覚ましよりも早く目が覚めたり、途中で何度も目が覚めたり、寝付けなかったりして、睡眠がうまくとれない。
- 簡単なミスがいつまでも気にかかり、落ち込みやすく、涙もろくなった。
治療について(心療内科)
うつ病は、憂うつ感や無気力な状態がなかなか回復せずに、日常生活に支障をきたすようになってしまう病気です。
不安やストレスなどによって、セロトニンやノルアドレナリンなどの脳内の神経伝達物質の働きが悪くなり、 それによってうつ病が起こるといわれています。
そのため、この脳内神経伝達物質のバランスの乱れを修正することで、うつ病を改善できるのです。
それと同時に、まずは十分な休養を取ることが大切です。
治るまでにある程度の時間はかかりますが、うつ病は早期発見と適切な治療で治る病気です。 焦らずじっくり治療に取り組みましょう。
不眠症
- よく寝れない、寝苦しい
- すっきり目覚められない
- 動悸、息切れ、体重減少、頭痛、めまい
- 胃腸不良、腰痛、肩こり、慢性疲労
精神的にもイライラや落ち込みを持つことが多く、うつ病と診断される可能性も高くなってきています。
治療について(心療内科)
まず、不眠はいづれは治り永久に続くものではないということを認識しましょう。
確かに様々な身体に悪影響を及ぼしますが、逆に不眠症であること自体を悩みすぎて逆に不眠になってしまわないようにすることも心がけることです。
一般的には睡眠薬による治療ですが、人それぞれ原因やタイプも違ってきますから薬の摂取については医師に相談しながら不眠症治療を進めていくことが大切です。
パニック障害
- このまま死ぬのではないかという不安、恐怖
- 激しいめまいや吐き気、動悸、呼吸困難感
- 身震い、手足の震え、冷や汗
- また体調が悪くなるのではないかと不安になり、電車などの乗り物に乗れない
- 人の多いところで体調が悪くなるので、人ごみを避ける
治療について(心療内科)
パニック障害は、突然理由もなく襲ってくるパニック発作で発症する病気で、通常20~30分以内でおさまります。
このまま死ぬのではないかと思うくらいの激しい発作が起こっているにも関わらず、病院で検査をしても特に異常は認められません。
この発作が何度も繰り返され、「また、あのパニック発作が襲ってくるのではないか......」という強い不安が出現するようになります。
これを予期不安と言い、パニック発作と並んでパニック障害の特徴的な症状です。
予期不安の症状が強くなると、発作を恐れて外出できなくなったり、発作が起こったときにすぐに助けを求められないような場所や、その場からすぐに逃げ出せない場所を避けるようになり、日常生活にかなり支障をきたすことがあります。
パニック障害は、発作を繰り返すごとにこの不安がさらに強まり、症状を悪化させていくため、発作の予防を早めに行っていく必要があります。
パニック障害の治療としては、原因として脳内の神経伝達物質のバランスが乱れることによって起こると考えられているため、まず薬物治療によってそのバランスの乱れを調整し、パニック発作をできるだけコントロールします。
そして発作が落ち着いた後、それまで避けていた場所や乗り物にチャレンジしていくようにします。
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