ADHD
ADHD(注意欠陥・多動性障害)
- 主な特性・症状・・・「不注意」「多動性」「衝動性」
- 診断の分類・・・「不注意優勢型」「多動・衝動性優勢」「混合型」
大人のADHD
子供の頃から「不注意」「多動性」「衝動性」の症状があり、一部の症状は収束するものの、大人になってもケアレスミス、物忘れ、落ち着きのなさ…その他の症状から日常生活に支障をきたします。
大人のADHD(症状)
◆ 不注意
- 仕事などでケアレスミスが多い。
- 同じような失敗を頻繁に繰り返す。
- 騒音や雑音があると注意が散漫になる。
- 生活や仕事の必需品を頻繁に紛失する。
- 約束の時間を守れなかったり約束を忘れることが多い。
- 興味・関心のあることに対する過集中。
- 時間の管理が苦手。
- 注意力や集中力に欠けるため、会話中に話の筋を追えなかったり内容を忘れたりする。
- 仕事や作業を順序だてて行うことが苦手。
- 片付けや整理整頓が苦手
◆ 多動性・衝動性
- 活動していないと落ち着かず、家で座って静かに過ごすことがが苦手。
- 貧乏ゆすりをしたり、そわそわ体が動く。
- 会話中に話を聞いていないように見えると指摘されることが多い。
- 仕事や家事などを遂行できず途中で投げ出す。
- 気に障ると些細なことでも自分を見失い乱暴になる(激高する)。
- しばしば他人の質問をさえぎり一方的に話し出す。
- 会話の流れを気にせず思いついたら話し出す。
- 過度におしゃべりをする。
- しばしば衝動買いをする。
- 順番が待てない。
二次障害として現れる合併症
ADHDの特性が理解されず(叱責され続けたり、環境の不適合など)生きづらさが強くなり自尊心が低下すると、二次障害(うつ、不安障害、依存症、引きこもり、暴力など)を引き起こします。
※基本的には発達障害専門の医療機関にご紹介致します。