ビタミン欠乏症
無理なダイエット、不規則な食生活、高齢による食生活の変化などから、潜在性ビタミン欠乏症になるケースが増加。
ビタミンA不足による夜盲症
- 夜盲症・・・暗所や夜に見えにくくなる
- 暗順応(明るいところから急に暗い場所に入ると視覚を失うが徐々に暗さに慣れてある程度の視覚が戻る)ができなくなる
- ビタミンAが不足すると視覚や色覚に作用する物質が減少
- 放置すると視覚障害が起き、さらに眼球乾燥症、角膜軟化症へと進み、最終的には失明することもある
ビタミンB1不足による脚気
- 脚気・・・神経がおかされて歩行困難、眼球運動麻痺、意識障害などが起き、最終的には心不全を起こして死に至ることがある
- ビタミンB1は糖質の代謝に必要
- ビタミンB1が不足すると、大量の糖質を必要とする脳や神経が栄養不足になり、脚気の症状が引き起こされる
- 糖質が多い食事やアルコールの大量摂取により体がビタミンB1を大量に消費しビタミンB1不足に陥る
ビタミンC不足による壊血病
- 壊血病・・・疲労感、歯肉の炎症、皮膚の斑点、関節痛、貧血症状などが起き、うつ病を引き起こすこともあり、放置すると死に至る
- ビタミンCの酸化防止作用が細胞を守る
- ビタミンCは免疫力を高める(免疫力に必要な鉄分を体内に吸収するときにビタミンCが必要)
- 傷の治癒などに必要なコラーゲンの生成にはビタミンCが必要
⭐️必須ビタミン13種類⭐️
当院ではビタミンB1・B 2・B 6・B 12 欠乏症の方にビタノイリンカプセル、ノイロビタン配合錠などの処方を行っております。