緊張型頭痛

慢性頭痛(片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛)

慢性頭痛(頭痛持ちの頭痛)は命に別状ありませんが日常生活に支障となる症状が現れます。その中で最も多いのが緊張型頭痛になります。緊張型頭痛の原因は主に身体的(長時間同じ姿勢など)・精神的ストレスです。  ストレスによって神経や筋肉が過度に緊張し、頭から首や背中にかけての筋肉のコリや張りによって、脳内の痛みを感じる神経が刺激されることで痛みが起こります。

緊張型頭痛の対策としては、軽い運動やストレッチ・筋肉のマッサージなどで首や肩のコリや張りを緩和して直接筋肉を弛緩する方法と、リラックス(休息)・ストレス発散・ストレス環境の改善などにより脳に作用し筋肉を弛緩する方法があります。また、緊張型頭痛の代表的な治療薬としては、鎮痛薬、筋弛緩薬、抗うつ薬、抗不安薬が使用されます。

抗不安薬の多くは筋弛緩作用も併せ持つため、感情の安定化と筋肉の弛緩作用の相乗効果が期待できます。

当院でも、不安による身体の緊張のため首・肩・背中のコリや張りが強い方には、筋弛緩作用の強い抗不安薬を処方して治療をしております❤️‍🩹