走馬灯(そうまとう)
盆灯篭
- 走馬灯は伝統的な灯籠の一種で灯籠の中にある影絵が回りながら写し出されます。
- お盆などに仏前に飾ってご先祖様をお迎えします。
走馬灯(現象)
- 影絵の馬は途切れることなく走り続けるため「記憶が次々と蘇るさま」に例えられます。
- 死に直面した時や感情が揺さぶられた時などに様々な大量の記憶が次々と時間の流れを無視して蘇る現象。
- 記憶に流れがあり「生まれてから死ぬまでの一生の記憶が一瞬で蘇る」場合や「家族との思い出など印象的に残る記憶が蘇る」などがあります。
パノラマ記憶
- 海外でも「非常に速いスピードで蘇る人生の記憶」を映画を見るように見る現象があります。
- この人生の記憶(パノラマ記憶)は同時にいくつかのスクリーンに映し出され、時には音楽がBGMのように流れることもあるようです。
走馬灯(状況)
- 突然死のように死に直面した極限状態では、どうにか助かるための方法を考えようと一斉に記憶が蘇るようです。
- 急に死の危機に直面したことによりアドレナリンが多量に分泌し、脳を刺激することにより記憶を蘇らせるようです。
- 特に走馬灯を見る確率の高い溺死の場合は、脳の海馬(記憶を仕分ける司令塔)に酸素が足りなくなり記憶を正常に管理できなくなった結果、記憶が支離滅裂に蘇るようです。
世の中には不思議な現象がいろいろとありますが、それらを解明するために各国で研究が進んでいるようですね🌏