女性の三大漢方薬

更年期障害、PMS(月経前症候群)治療薬

◆加味逍遙散(かみしょうようさん)

更年期障害の漢方薬として最もポピュラー。また、生理前に精神的に不安定になりやすい人の漢方薬でもあります。ホットフラッシュ、ほてり、イライラ、不安感、落ち込み、月経異常、不眠、肩こりなど幅広い症状に効果が期待されます。疲れやすい人、その他、比較的どんな体質の人にも向いた漢方薬です。

◆桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

ストレスを溜めやすく体全体が常に張っている人は、上半身がのぼせ下半身が冷えるという状態になり、腰痛などの症状が出現しやすくなります。
体力が比較的あり堅太りタイプの人上半身ののぼせ(ほてり)、下半身の冷え、頭痛、肩こり、腰痛、月経異常、多汗などに効果が期待される漢方薬です。

◆当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

PMS(月経前症候群)の漢方薬としてよく知られている当帰芍薬散。あまり体力がなく細身で疲れやすい人、食欲がなく顔色が悪くなりがちな人身体の冷え、むくみ、貧血、頭痛、腰痛、肩こり、耳鳴り、月経異常などに効果が期待できます。

当院でも更年期障害などの方には、それぞれの症状に応じた漢方薬の処方をしております❤️‍🩹