腎不全

慢性腎臓病(CKD)

腎障害(尿蛋白、血尿、画像診断など)、または、腎機能低下(eGFR値60未満)の状態が3カ月以上続くと『慢性腎臓病』(CKD)と診断されます。

  • 初期段階・・・ほとんどが無症状。
  • eGFR値30以下(腎機能が正常時の30%以下)・・・『慢性腎不全』(その後に腎機能が回復することはなく、夜間尿・貧血・むくみ・息切れ・倦怠感などの症状が出現。)
  • eGFR値15未満(腎機能が正常時の15%未満)・・・『末期腎不全』(腎機能を補うために透析などが必要。)
  • 腎機能の低下とともに・・・心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中など)死亡のリスクが高まる。

自覚症状が無くても早期に治療開始することで、治癒または悪化を防ぐ可能性が高まります。

 

当院では慢性腎臓病(CKD)の方には早期から薬物療法と生活習慣改善指導を行なっておりますが、腎機能が中等度〜高度低下(eGFR値30〜44)になりましたら腎臓内科に紹介しております。