糖尿病予防
遺伝因子と環境因子
- 糖尿病になりやすい体質は遺伝的にある程度決まっており、同じ生活を送っていても発症しやすくなります。
- 遺伝因子と環境因子(過食・運動不足・肥満、喫煙、飲酒、ストレス、加齢など) の両方で発症します。
- 血縁者に糖尿病の方がいらっしゃる場合は、環境因子を特に気をつける必要があります。
糖尿病予備軍
糖尿病予備群の方は食事や運動などの生活習慣の改善が必要になります。また、生活習慣改善による血糖値の変動を確認するために定期的な血液検査も必要になります。
- 糖尿病の発症・・・HbA1c6.5%以上、または、空腹時血糖値126mg/dL以上
- 糖尿病境界型・・・HbA1c 6.5%未満で空腹時血糖値110~125mg/dL
- 糖尿病予備軍・・・HbA1c6.0~6.4%、または、空腹時血糖値110~125mg/dL
- 糖尿病発症リスクが高い・・・HbA1c5.6~5.9%、または、空腹時血糖値100~109mg/dL
2型糖尿病予防
- 腹八分目の食事
- 野菜の摂取
- 運動を始める
- 減量(5~10%)
- 禁煙
- 節酒
- 定期健診
- ストレス発散
- 予防薬を服薬
当院でも生活習慣改善指導・ダイエット(減量)・予防薬の処方・定期的な血液検査などを行い糖尿病の発症予防に取り組んでおります。